おすすめ漫画家「本宮ひろ志」!本宮作品を見て漢(おとこ)を磨け!
週刊少年ジャンプの創刊期を支えた巨匠「本宮ひろ志」。
本宮ひろ志先生は数多くの作品を世にだしています。
なかでも不良やアウトローな男を描かせたら日本一です。
数多くある本宮作品の中から男を学べる漫画を10作品ご紹介します。
本宮ひろ志作品おすすめ10選
男一匹ガキ大将
週刊少年ジャンプを一躍人気少年志に押し上げた立役者。
「聖闘士星矢」の作者車田正美や「北斗の拳」の原作者原哲夫など、この漫画に影響を受けた漫画家は多くいる。
アニメ化や実写映画化もされている人気漫画です。
あらすじ
男気のあるガキ大将戸川万吉がケンカを通じて次々に子分を増やしていき、ついには日本中の不良を従える総番にまで上り詰め日本を動かす男となる物語。
男気とはなんぞやと教えてくれる男の教科書と言っても過言ではない。
硬派銀次郎
ジャンプコミックス全9巻。
続編も出ており「山崎銀次郎」のタイトルで、銀次郎の高校時代が描かれています。ジャンプコミックス全5巻。
プロ野球選手の炭谷銀仁朗選手は、本作品に由来して命名されたそうです。
あらすじ
両親と兄を交通事故で亡くし、天涯孤独となった中学生の山崎銀次郎の姿を描いた物語。
男からも女からも好かれる銀次郎の硬派っぷりを刮目せよ!
ドン 極道水滸伝
ビッグコミックで連載された作品。
1992年にはOVA(オリジナルビデオアニメ)化もされている。
あらすじ
日本中の極道を統一するという野望を持った室戸正一と、その野望を打ち砕くため不本意ながら動かざるを得なくなった主人公伊達武吉との対立を描いた極道漫画。
男が男に惚れ、命を懸ける。伊達武吉から強さとは腕力だけではないと教えられます。
男樹
ビッグコミックで連載された極道漫画。
雑誌は変わりますが続編も描かれており、「新・男樹」「男樹 四代目」「男樹~村田京一<四代目>~」があります。
あらすじ
北陸のヤクザの組長の私生児に生まれた村田京介が男を磨き、極道の世界で頂点に立つまでを描いた極道漫画。
村田京介の女に対する男気が、誰にでも真似できるものではなく、とても格好いい。
サラリーマン金太郎
アニメ化、実写テレビドラマ化、映画化などもされた本宮ひろ志を代表する人気漫画。
続編は、「サラリーマン金太郎 マネーウォーズ編」「新サラリーマン金太郎」「サラリーマン金太郎 五十歳」があります。
あらすじ
暴走族集団・八州連合の元ヘッドだった矢島金太郎が、命を救った大和守之助の会社ヤマト建設でサラリーマンになる。次々と直面する問題に、持ち前のガッツと男気、そして人を惹きつける大きな魅力を武器にサラリーマンとしての成長と活躍を描いた物語。
何気なく助けたりした相手が実は権力者だったり、大金持ちだったりとかなり運も強い金太郎だが、見返りを求めたりもしないし、相手が誰だろうと態度を変えない金太郎の生き様は格好いい。
俺の空
本宮ひろ志先生いわく、この漫画は大学生向けのエッチ本だそうです(笑)
たしかに、男女の関係がメインですが一つ一つの出会いやそれぞれの人生が描かれていて人間味溢れるストーリーです。
続編は、「俺の空 刑事編」「俺の空 三四郎編」「俺の空 オールマン版」「俺の空 ’03」があります。
あらすじ
日本最大の財閥、安田グループの総帥を父に持つ主人公安田一平が、「旅に出て1年以内に自らの手で、グループ首脳も認める人生の伴侶を見つけなければならない」という一族の掟により、人生の伴侶を見つける旅に出て大人物になってゆく物語。
数多くの女性と関係を持つ安田一平は、男だったら一度は憧れるであろうプレイボーイ。
どうしてこんなにもモテるのか!?
一平のライバル武尊善行の存在もこの漫画には欠かせません。
大いなる完
主人公・鉄馬完は田中角栄をモデルにしたとされるが、本宮ひろ志先生のアレンジが独自のストーリーとなっている。 作中には実在の政治家も登場する。
実写映画化もされている作品です。
あらすじ
鉄馬完が、貧農から故郷を出て土建業界で大成功し、戦後に国会議員になり、日本の首相まで上り詰める激動の一生を描いた物語。
前後の高度経済成長期の日本を舞台に繰り広げられる命を懸けた政治がとにかく熱い!現代の政治家に是非読んでもらいたい漫画だ。
国が燃える
この漫画は、南京大虐殺の描写問題など社会問題にもなった作品。本宮ひろ志先生にしか描けない作品と言っても過言ではない。
あらすじ
昭和における日本の戦争の歴史を「人間によって過った流れは人間によって修正できるのか?」という壮大なテーマに、架空の官僚・本多勇介を主人公に実在の人物を登場させながら描く物語。
フィクションではあるが、史実にともなう部分も多く戦争を知らない世代におすすめしたい作品です。
旅の途中
野球も超高校級だが、 スケベ度も超高校級の快男児が眠れる町を叩き起こす!
全7巻完結。
あらすじ
主人公・瀧耕助は甲子園優勝の超高校級のピッチャーだ。しかし、無類の女好きのナンパ野郎。高校を飛び出し旅立った行き先は、母の生まれ故郷である秋田県「桜館町」。色と恋の大活躍を描いた物語。
野球漫画。いや、野球漫画と言っていいものか?・・・とにかく本宮ひろ志ワールド全開の作品!
まだ、生きてる・・・
失われた現在の人と人との関わり合いに、本宮ひろ志先生が新たな光を当てた異色作。
続編は、「まだ、生きてる・・・2」があります。
あらすじ
60歳で定年退職を迎えたサラリーマン岡田憲三。再就職を探すも見つからず、自宅に帰れば家族に見捨てられ、預金を持ち逃げされてしまう。
絶望した岡田憲三は、生まれ育った故郷へ向かい、自殺を図るが失敗したため、死ぬまで生きることを決意。岡田憲三の自給自足の生活が始まる。
現代人に生きる事の意味を問いかける。
老若男女、読んだ人それぞれにいろんな想いがこみ上げる作品です。
歴代の豪華アシスタント
本宮ひろ志先生を師匠とし、アシスタントを経てデビューした漫画家は数多くいます。
高橋よしひろ
代表作『銀牙シリーズ』
金井たつお
代表作『ホールインワン』
車田正美
代表作『リングにかけろ』『聖闘士星矢』
宮下あきら
代表作『魁!男塾』
熊田茂
代表作『監査役野崎修平』
猿渡哲也
代表作『高校鉄拳伝タフ』
江川達也
代表作『まじかる☆タルるートくん』『東京大学物語』
最後にひとこと
本宮ひろ志先生の作品は、一見現実離れしている破天荒な作品が多いです。
しかし、そこには誰もが憧れるような男の生き様だったり、女性の美しさだったりが描かれているのです。
本宮ひろ志作品に登場するような男に一歩でも近づけるように男を磨きます。