衝撃のバイオレンス映画【北野武監督作品】アウトレイジシリーズ!R-15 ※ネタバレあり
アウトレイジシリーズの最終章が2018年4月からレンタル開始されました。
R-15指定なので、子供が寝静まってから一人で観たのですが、正直R-20指定でもいいんじゃないかと思うほどバイオレンスな映画でした。
ご紹介していきますが、ネタバレがありますのでご注意ください。
アウトレイジ最終章
北野武監督作品18作目。2012年の「アウトレイジ ビヨンド」の続編にして、シリーズ最終章。
ヤクザの抗争を描いたバイオレンス作品です。
今回のキャッチコピーは「全員暴走」。
あらすじ※ネタバレあり
前作のラストで刑事を撃ち殺した大友は、張グループの張会長の計らいで済州島で身を隠しつつ用心棒をしていた。
花菱会花田組組長の花田が済州島の大友が用心棒している店で女遊びをしていて、大友とトラブルになる。
大友対花田という簡単な図式とはならず、火種はあっという間に大きくなっていき遂に全面戦争勃発。
花菱会は代替わりがうまくできておらず、新体制に不満をもつ若頭とその態度が気に入らない新会長とのそれぞれの策略が話をどんどんと複雑化していきます。
昔気質で義理に厚い大友は、そんな策略なんてお構いなしに大暴れします。
自分の落とし前をつけるのに邪魔する奴は、たとえ相手が花菱会だろうと山王会だろうと関係ありません。
たった一人のはぐれヤクザにより巨大な花菱会があれよあれよとかき乱されます。
みどころ
この映画のみどころはなんといってもバイオレンスなシーンです。
今回はシリーズ1,2以上の派手な銃撃シーンだったり、一般人であれば思いもよらない殺され方をするシーンが盛りだくさんです。
過激なシーンだけでなく、過激なセリフもみどころで、今回もバカヤロウをはじめ恫喝シーンも必見。
そして、豪華俳優陣もみどころです。
今回も新たに豪華キャストが追加されています。
感想
本当にR-15指定で大丈夫?未成年は観たらダメでしょ。と何度も思いました。
それほど過激なバイオレンス映画です。
アウトレイジは映画ですが、現実に暴力団の方は実在すると思うととても怖くなりました。
本物の方たちは、この映画を観てどんな感想をもつのかも気になります。
アウトレイジシリーズのおさらい
アウトレイジ
アウトレイジシリーズの1作目。
「全員悪人」という強烈なキャッチコピー。
そのキャッチコピーに偽りはなく、容赦ないバイオレンスな悪の世界が描かれています。
関東最大の暴力団「山王会」が舞台。私利私欲にまみれた組織の人間たちによる、裏切り、駆け引き、騙しあいの中で翻弄される大友(北野武)。
壮絶な内部抗争がみどころです。
数々のバイオレンスなシーンがありましたが、個人的には椎名桔平演じる水野が殺されるシーンが一番衝撃的でした。
アウトレイジ ビヨンド
北野武監督初の続編作品でもある、アウトレイジの5年後を描いた2作目。
今作のキャッチコピーは「全員悪人 完結。」「一番悪い奴は誰だ?」。
関東最大の暴力団「山王会」、関西最大の暴力団「花菱会」、国家権力「警察」の三つ巴の中、それぞれの思惑に翻弄される大友(北野武)。
巨大な3つ巴の抗争な中で、大友がどう動くのかがみどころです。
個人的にはシリーズの中で一番好きな作品です。
最後にひとこと
さすがに「世界の北野」といわれる監督です。
本当に恐怖を感じるのもそれだけ映画の世界に引き込まれたということだと思います。
豪華な俳優陣が出演していますが、みなさんの鬼気迫る演技は圧巻です。
まだ1作も観たことない方は、是非1作目から観てください。
それではまた。