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【訃報】落語家の月亭可朝さん死去。「嘆きのボイン」が大ヒット

♪ボインは 赤ちゃんが吸うためにあるんやで~

 

嘆きのボインというコミックソングで一世を風靡した落語家の月亭可朝さんが、3月28日に急性肺線維症のためお亡くなりになりました。享年80。

 

また一人、偉大な落語家がこの世を去りました。

 

落語好きですが、月亭可朝さんの落語がを聞いたことがなかったので、グーグル先生で調べてみました。

 

すると、落語よりも月亭可朝さんのあまりに破天荒なエピソードがわんさか出てきてとても面白かったのでご紹介します。

 

破天荒な落語家月亭可朝 

落語での破天荒エピソード

月亭可朝さんは人間国宝桂米朝さんの最古参のお弟子さん。

古典落語の腕前は超一流。

しかし、そんな腕前を持ちながらこんなエピソードがあります。

 

・「ほんまにほんまでっせ」というフレーズだけをしゃべり続けて、それのみを言い続けて高座が終了。

え?そんなこと許されるの?お笑いには言い続ける笑いというのもあるけど、さすがにそのワンフレーズだけで、しかも落語を見に来たお客さんに対してそれで終了とかマジありえないですね。

 

・出前で注文したうどんを高座で食べて、そのまま出番を終わる。

え?なにこれ?なんの時間?私たちは何を見せられてるの?と、なったに違いありません。その高座を見たお客さんにインタビューして見たいですね。

 

・高座に出てきたと思ったら、そのまま寝転がり本当に寝てしまう。

え?なにこれ?そうか可朝さんはテレビの仕事も忙しくて、寝る間もないぐらいに売れっ子だからきっと疲れて寝てしまったんだわ。って、なるかーーい!

これは、さきほどのうどんを食べているのを見せられるより酷いですね。

 

許されたのかどうかは知りませんが、そんなエピソードがある月亭可朝さんはまさに破天荒です。

 

私生活での破天荒エピソード

・師匠の幼い息子を預かった際に、今で言うキャバクラに連れて行った。

その理由がホステス達のウケが良かったからって、マジかよ!俺も連れてってくれー!

 

・選挙戦に出馬した際に、選挙カーで高速道路を走り演説していた。

そして見事に落選。当たり前でしょう。しかも、公約が一夫多妻制の確立と、風呂屋の男湯と女湯の仕切りを外すこと。こんな公約で何票集めたのか気になります。

 

野球賭博で逮捕。

いくら破天荒といえど、犯罪は犯したらだめですね。この事件で謹慎処分となりました。

 

ストーカー規制法違反の容疑で逮捕。

これまたいただけないですね。元交際相手の女性に繰り返し電話をかけたり職場に手紙を送付したりして、逮捕。

そして、なんとこの女性と後に復縁して交際をつづけたそうです。

これは2008年の出来事なので、月亭可朝さんは当時70歳。

俺なんて30代前半で元気がなくなってきているのに、70歳って・・・ちょっと考えられないですね。バイアグラでも飲んでたのでしょうか。

 

まだまだ他にもエピーソードはあるかと思いますが、これだけでも十分に破天荒だったということがよくわかります。

 

最後に一言|良くも悪くもTHE芸人

破天荒であればあるほど、周りの人はたくさん泣かされたでしょうね。

人は死ぬときにどう思われるかがどう生きたかということだと思います。

数々のエピソードを残した月亭可朝さんは人としてはわかりませんが、芸人としては後世に語り継がれる落語さんだと思います。

 

ご冥福をお祈りいたします。